ワンネスの世界から見た現世

■その世界からみると、現世(この世)は一つの大きな芝居の舞台のようです。個人としての私は、その登場人物のひとりであり、舞台の主役です。

■人間(生物)は形あるものに触るという感覚(触覚)を味わうことができます。スキンシップはこの世でしか味わえないものです。

■私たちは元来、全体意識の一部であり、すべてとつながっていますが、現世の私たちは分離という錯覚に陥っています。

■私たちは、現世において失敗をしてそこから学ぶことを許されています。

■また、私たちは、危機的な状況になったら、あの世のスピリットたちから「直観」を通じてアドバイスを受けることができます。

■人間関係は、魂が地上で経験できることの中で、もっとも豊かで、もっとも重要なものです。人間はつながるようにできています。そして、つながることによって前進をするのです。

■自己実現とは、利己的な目的を実現することではなく、他人と融和をすることです。

■宿主としての人間の最大の価値は、自分の人生を超えた無限なるものを知ること、また、真の愛を表現する「情熱」を有していることです。

■現世の私たちには、元来、変化や困難を楽しみたいという欲求があります。

■人間は、困難を経験するときに最高の能力を発揮することができますし、極めて気高い振る舞いをすることもできます。

■あの世(全体意識)の本質は「無条件の愛」ですから、その一側面である私たちも愛の存在です。そして、私たちの人生の目的は、自分の本当の姿である「愛」でいることです。

■すべての人間には、自由意思が与えられています。それは、自由意思を持つことなくして創造、発展がないからです。この世には悪が存在しますが、それも人間に自由意思が与えられているからです。この世は邪悪なもので満たされているように感じらますが、全体としてみれば愛が圧倒的に優勢です。

■ワンネスの世界において伝えられるメッセージは、「あなたは無条件に愛されている」、「あなたは何も恐れることはない」、「あなたがすることは何ひとつ間違っていない」ということでした。現世に生きる私たちへのメッセージもまったく同じです。

■私たちは、この世において、「本当の自分でいること」、「ありのままの自分を表現すること」だけでよいのです。

☞死後の世界はどんな場所か