ワンネスの世界での認識

■全体意識の世界(ワンネスの世界)では、スピリットには身体がありませんので、スピリットは、身体(感覚器官)を介することのない認識を行います。

■その世界では、スピリットは直接的な認識を行いますので、見るもの、聞くものすべてが強烈であり、生きているときと比べて細部まで鮮明に認識をすることができます。

■その世界では、感覚も鋭敏になります。臨死体験者が強調しているところですが、その世界は、現実そのものであり、ぼんやりした夢の世界ではありません。

■その世界では、その瞬間、瞬間、焦点を合わせたものだけを認識します。

■その世界では、ある場所を思い浮かべるだけで瞬時にその場所に移動することができます。

■知覚については、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚などすべてを感じることができますが、人間のような特定の感覚器官で感じるものではありません。スピリット(意識体)として全体で感じるものです。だから、「見る」と「聞く」との明確な区別はありません。視覚については360度見渡すことができます。

■その世界の認識は、対象を観察するというよりも、対象と自分がひとつになったような感じです。

■その世界では、個人の認識が全宇宙と融和しています。自分の認識が拡大すると、自分が宇宙そのものになったと感じられるほどです。

■その世界では、自分と全体を切り離すこともできるし、自分を全体と一体化させることもできます。

■その世界では、時間は直線的に流れるものではありません。すべての時間が並行して折り重なっているかのように存在しています。過去も現在も未来もすべて同時に進行しているのです。

■その世界では、自分の様々な過去生を、まるで今起こっているかのように追体験することもできます。

■その世界では、自分が必要と感じるもの、ほしいと思うものを、それを考えるだけで、出現させることができます。

■その世界では、感情は内側だけではなく外側にも広がっています。涙を流せば滝のように雨が落ちてきます。喜びがあふれれば、その瞬間、雲が消えてゆきます。

■その世界では、無言で質問をすると、電光石火で答えが返ってきます。

■その世界では、すべてを理解することができます。私は、「宇宙は理にかなっていた」ことを理解します。

☞死後の世界はどんな場所か