浅草寺

■師走というのに浅草は人が多いこと多いこと。浅草寺の参拝客は年間3000万人で、世界で最も参拝客の多い宗教施設と言われています。

■浅草寺の御本尊である聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)は秘仏中の秘仏です。お前立ちの観音像は12月13日にご尊顔を拝することができますが、御本尊の厨子の扉は決して開けられることはありません。

■『浅草寺縁起』によれば、推古天皇36年(628年)に、隅田川で漁をしていた檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟の網にかかった仏像がありました。これが浅草寺本尊の聖観音像です。観音像は高さ1寸8分(約5.5センチ)だったと言われています。兄弟の主人・土師中知(はじのなかとも)が自宅を寺に改めてこの観音像を供養したのが現在の浅草寺の始まりです。

■浅草寺が人を引きつけてやまないのは、秘仏とされている御本尊の御利益といってよいでしょう。

☞パワースポット