■大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)
数十年前に訪れたときと比べると、鳥居も周辺も随分ときれいになっていました。また、若者の参拝客が多いのにも驚ろかされました。白い鳥居と段丘崖の社叢とがよいコントラストを見せています。社叢は、暖帯性の常緑広葉樹林で構成されています。
■海と神社
大洗磯前神社はその代表格ですが、関東の大社・古社の中には、海との関係の深い神社が多いことに気付かされます。兄弟社である酒列磯前神社(さかつれいそさきじんじゃ)はもちろんのこと、安房一之宮の洲崎神社、安房神社も海に面しています。また、上総一之宮の玉前神社、常陸一之宮の鹿島神宮、下総一之宮の香取神宮、相模一之宮の寒川神社、武蔵一之宮の氷川神社なども、縄文海進の頃には海の畔であった場所に鎮座しています。
■神磯の鳥居(かみいそのとりい)
海は最高のパワースポットです。そこに鳥居が置かれると、それだけで一層パワーが高まったように感じられます。今日の神磯の鳥居は随分と穏やかでした。