■この世においては、そう言ってよいと思います。実在(世界)は人の数だけ、さらに広げれば、生物の数だけ存在しています。実在(世界)が生物の数だけ存在するというのはたいへん奇妙に思われるかもしれません。これが奇妙に思えるのは、この世では(生きている間は)、私たちは、他の人の世界を覗き込むことができないからです。
■この点、ワンネスの世界(全体意識の世界)では、私たちには身体がありませんから(スピリットとして存在していますから)、他のスピリットの内側に入って、その経験を内側から体験することができます。虫の中に入って虫を体験することもできます。
■また、ワンネスの世界(全体意識の世界)では、スピリットたちは、どの時代にも、どの場所にも自在に移動することができます。スピリットたちは、地球を飛び出して銀河の果てまで行くこともできます。ワンネスの世界(全体意識の世界)では、私たちの意識は、時間も空間も超えて、すべてが繋がっているのです。こうした状況を、私は、「全体意識」と呼んでいます。
■ワンネスの世界(全体意識の世界)では、私たちの意識は、すべてが繋がっており、すべてがひとつなのです。